第六回 こどもレッスン

 どうもカツマーレーです。

久しぶりにコラムを更新します。

今回のテーマは「こどもレッスンで心がけていること」です。

 

大前提として、こどもレッスンではモチベーションの維持が最優先されます。

学び、成長には本人のやる気が大きく影響します。

ところがこどもは気まぐれですし、ヘソを曲げたりもします。

せっかく時間を作ったのに、やる気がないまま受けるのはもったいないですよね。

受けてくれるならまだしも、お部屋にひっこんじゃうことまで考えられます。

 

なのでこどもレッスンではモチベーションを保つためにこんなことに気をつけています。

①本人が興味のある曲をやる

②課題を二つ以上同時に出さない

③親だけの時間や、休憩時間を設ける

④とにかく簡単なアレンジにして、「できる」を積み重ねていく

 

一つずつ説明しますね。

本人が興味のある曲をやる

これは大手だとテキストが決まっていたりして意外とできないんですよ。うちはどんな曲でも譜面を用意します。

課題を二つ以上同時に出さない

これはちょっと分かりにくいかもしれません。課題を2曲出さないって意味ではないです。

例えば「パプリカ」は難しいですよね。

その難しさは何ですか?難しさの内訳を考えてみましょう

・コードが多い

・リズムが複雑

2つありますね(他にもあるかもしれません)。断言しますが、人間は二つ以上のことを同時に習得できません

であればパプリカのレッスンする際に、講師はどうすべきか。

リズムに挑戦して欲しい場合、コードを減らし(簡易にし)ます。

コードに挑戦して欲しい場合、リズムを単調にします。

課題を一つにするんです。これが肝要です。

その子にどの課題をやってもうべきかは、その時その時で考えます。

なのでウチには色んなパターンのパプリカの譜面があります笑。

親だけの時間や、休憩時間を設ける

こどもの集中力、一時間はとても持ちません。

ウチでは一時間の途中に親御さんだけの時間を作ることもあります。その間こどもは休憩です。

しかしながら個人レッスンを受けてまでウクレレが上手くなりたい親御さんばかりではないので(当たり前ですが)、全ての親子レッスンでそれができるわけではありません。

なので、途中で歌だけ歌ったり、音楽クイズをしたり、ミニピアノを弾いたりして、ウクレレを置く時間を作っています。

要するにメリハリですね。

とにかく簡単なアレンジにして、「できる」を積み重ねていく

成功体験ってやつですね。こどもにとってめちゃくちゃ大事です!

そのためにどんな譜面もなるべく簡単にアレンジしています。

例えばコードは全て一本指で押さえる形にしています。「G」は三か所押さえますよね。

ウチのこどものGは一か所です。1弦2フレットのみです。響きはそこまで「G」感はないんですが、いいんです。

「コードチェンジができた」と思ってもらえるためにやってます。

そしてその子の成長に合わせて少~しずつ本格的なアレンジにしていきます。

 

あと細かいことで言うと、こどもにとって有害な言葉遣いは避けています。身だしなみも気を付けているつもりではいます笑

こんな感じですかね。ではまた。